サックス減音リード吹き方のコツ

サックス減音リード吹き方のコツ
今日は、最近発売された、サックス減音リード、エアスルーリードについて書こうと思います。
サックスは、音が大きいため(トランペットに匹敵する音量と言われています)、少しでも音量を下げて練習したいという発想から開発された、リードの先を二股に加工した樹脂リードです。
トランペットのミュート(ベルに取り付け、音量を下げる道具)もそうですが、音量を下げると言う事は、吹き心地の詰まり感はあります。その前提をご理解頂き、上手く利用してほしいと思います。
それでは、やってみましょう!
①リードをセットしたら、リガチャーのネジはしっかり閉めます。
②ネックまでで音が出る位置の角度を探す。
だいぶ、うつむいて吹くと軽く鳴る所が見つかります。

③クラシック2.5の厚さで、充分吹き心地は高めです。通常の音色、吹き心地は、得られません。ご注意を。
強く吹きすぎない。
④なんとか音程が鳴り、空気の音もしている状態=減音している状態です。正直、買ってすぐには、youtubeのようには、うまくは吹けないです。
⑤慣れるまでは、オクターブの裏返りは、起こります。吹き分けられない訳ではないので、角度を探しましょう。
私の感想は、とても疲れました。
経験者の方は、道具の特性を理解して使用しましょう。通常奏法時のアンブシュアを壊さないように注意して使用しましょう。
初心者の方は、すみません。アンブシュアが確立されてから、ご検討下さい。